2025年度外語祭 スペイン語劇紹介
「Fuente Ovejuna」  —フエンテオベフーナ—

第103回外語祭は本年11月20日(木)から24 日(月)まで開催されますが、その中でスペイン語劇は以下のとおり上演されます。是非、足をお運びください。

外語祭ホームページ https://gaigosai.com

上演日時:11月23日(日)14:30-15:20
会場:東京外国語大学アゴラ・グローバル プロメテウスホール
題名:「Fuente Ovejuna」(邦題:フエンテオベフーナ)

当イスパニア会は語劇の活動に例年金銭補助を行っており、本年も30,000円を補助いたします。11月16日(日)の世話人会に代表の方に来ていただき、手渡しいたします。
語劇の代表であるウォード勅翠様より以下の案内文をいただきましたので会員の皆様にご紹介いたします。

スペイン語劇について  国際社会学部スペイン語科2年 ウォード勅翠

今回私たちが上演する「Fuente Ovejuna」(邦題:フエンテオベフーナ)は、スペイン出身のロペ・デ・ベガ(Lope de Vega)の作品です。彼は生涯に1500〜2000ほどの作品を生み出したとも伝わっており、スペイン黄金世紀を支えた劇作家・詩人です。早くから文学の才能を発揮した彼は、聖アントニオ・デ・ロス・ポルヘス学院で学びました。アルマダの海戦にも一兵士として参加しており、この経験や彼の人生を彩った多くの恋は彼の作品の中で昇華されています。今回上演するFuente Ovejunaはスペインに実在するフエンテオベフーナ村で起こった事件に基づいており、彼の作品の中では数少ない歴史的題材をモチーフにしたものです。庶民の視点を重視して描かれたこの作品は彼のスタイルを十分に反映していると言えるでしょう。

以下で物語のあらすじをご紹介します。物語の主人公は村娘のラウレンシア。彼女のいる村、フエンテオベフーナは領主フェルナン・ゴメスの暴政に苦しんできました。村の若者フロンドーソの花嫁となったラウレンシアは結婚式で領主に略奪されてしまいますが、それをきっかけに村人たちが立ち上がります。やがて問われる、「誰が領主を殺したのか」という問いに対する「Fuente Ovejuna lo hizo 」(フエンテオベフーナがやった)という言葉は、村人たちの勇気と結束力が詰まった一言です。その先にはどのような結末が待ち受けているのでしょうか。

スペイン中世を描いたこの作品を再現するべく、私たちはそのスペイン語の響き、衣装や演出などありとあらゆる部分を意識してつくりあげてきました。世界観を味わいつつ、楽しんでご観劇いただければ幸いです。

以上作者と作品の概要についてお伝えしました。語劇当日にはぜひご来場いただき、私たちスペイン語科のつくるFuente Ovefunaの結末を見届けていただければ幸いです。皆様のご来場をスペイン語科一同、お待ちしております。今回スペイン語劇を上演するにあたり、イスパニア会の皆様もふくめ、多くの方のご支援を賜りました。この場を借りて感謝申し上げます。