イスパニア会第62回例会が開かれました
去る12月3日（日）、東京外国語大学本郷サテライトにて第62回例会が開催されました。前回に続く対面とリモート形式との併用による実施となり、（対面参加者19名、リモート参加者14名）
例会は山井教雄会員による「ノーキャプション漫画は『リンガフランカ』です」と題した講演会でした。朝日新聞の『AERA』と、ル・モンド傘下の週刊誌『Le courrier International』に政治一コマ漫画を20年以上連載してきたその漫画をふんだんにご披露頂きながら、日欧における言論の自由の違い（フランスでは描いた漫画をそのまま掲載してくれて訂正を示唆されたことなどない）を繰り返し語られていたのが印象的でした。質疑応答は会場参加者だけでなく、リモート参加者ともやりとりがあり、多くの方に参加していただけました。後日、寄せられた感想で、キリスト教に対する理解等、読む側にも一定の社会的背景についての知識が必要であるとの指摘もいただき、なるほどの感を強くしました。
懇親会はサテライトビル内での実施ができなくなってしまったため、近隣の中華料理屋にて19名の参加をもって行いました。着席形式でしたが、久々の懇親会でスペイン・中南米の話題で盛り上がりました。
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次回は2024年6月に第63回例会を行います。より多くの会員の方々の参加をお待ちしております。
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