イスパニア会第64回例会が開かれました

去る12月15日(日)、東京外国語大学本郷サテライトにて第64回例会が開催されました。前回に続く対面とリモート形式との併用による実施となり、対面参加者34名、リモート参加者19名が参加しました。非会員の参加者も17人いて大盛況でした。

例会は「スペインの歴史都市を旅する」と題し、東京外国語大前学長の立石博高氏とスペイン在住の小倉真理子氏による講演会で、前半は立石氏によるスペインの文化遺産保護制度の進展の説明、後半は小倉氏による、マドリー、バルセロナ、アランブラ、セビージャ以外でスペインの歴史遺産を誇る15都市とその遺跡について写真・動画を駆使した解説がなされました。最後にはフラメンコについてのスペイン在住の観点からの説明があり、大いに盛り上がりました。

立石氏のお話の中のスペインの都市を掘り返すとすぐに遺跡が現れて、そうなると建築計画が中止となる話など、京都や奈良と同じ状況であることがよくわかりました。小倉氏の話では、おすすめはメリダであること、そしてその素晴らしさのわりに日本で知られていないことの理由としてアクセスの不便さを述べられていたことが印象的でした。見せていただいた写真・動画ではその素晴らしさの一端を垣間見ることができました。フラメンコの解説では、なぜか日本ではバラを咥えた女性が出てくるが、スペインではそんなことはあり得ないとのことで、日本初演時の演出によるものが定着してしまったとのご説明でした。フラメンコの手拍子Palmasの手ほどきもあり、楽しい講習会になりました。フラメンコの説明時には小倉氏の伴侶であるギタリストのカニサレス氏も登壇し、ギター演奏を披露してくれました。プロの演奏を直接聞く、感激の時間でした。

引き続いて行われた懇親会は近隣のイタリア料理店にて28名が参加しました。カニサレス氏、及び非会員の方も大勢交えて、楽しく過ごすことができました。

次回は2025年6月に第65回例会を行う予定です。より多くの会員の方々の参加をお待ちしております。

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