イスパニア会第65回例会が開かれました

去る6月29日(日)、東京外国語大学本郷サテライトにて第65回例会が開催されました。前回に続く対面とリモート形式との併用による実施となり、対面参加者19名、リモート参加者15名が参加しました。非会員の参加者も1人参加されました。(会場でのリモート接続の状態が良くなく、リモート参加の方には視聴しにくい状態で申し訳ございませんでした。)

例会は桑原小百合会員による「中南米の政治・経済動向 ― 主要国を中心とした最近の動きと今後の見通し」と題した講演会でした。中南米の政治経済の最近の動向について、米国トランプ政権の施策が中南米各国にとってマイナス影響の方が多いこと、中国との結びつきが強くなりつつあること、治安問題の政治化と民主主義の質の低下、等の現状分析と、今後の展望(AIの与える影響や金融政策)を語っていただきました。また、特にアルゼンチン、ブラジル、メキシコ、コロンビア、チリ、ペルーについては各国ごとの分析をご披露いただき、現在の中南米各国の現状知る、示唆に富んだ機会となりました。

引き続いて行われた懇親会は近隣のイタリア料理店にて16名が参加して行いました。着席形式で、全員で講師の桑原様を囲み、楽しく語り合うことができました。

次回は2025年12月に第66回例会を行います。より多くの会員の方々の参加をお待ちしております。

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