イスパニア会第15回総会及び第53回例会が開かれました
令和に入っての最初のイスパニア会総会及び例会が、去る6月9日(日)に東京外国語大学本郷サテライトにて行われました。参加者は30名でした。
総会では、1.平成30年度事業報告、2.平成30年度決算報告、3.令和元年度事業計画、4.令和元年度予算、5.役員人事がそれぞれ承認されました。
(イスパニア会一斉メール「第15回総会報告」参照)
引き続きの例会は当会会員の遅野井茂雄氏(1975年卒。筑波大学名誉教授)による「変動期の中南米情勢を読む」と題した講義でした。10年単位で中南米の情勢を把握するという観点より、
1979年 ニカラグア革命、民主化(「第3の波」)の開始、第2次オイルショック
1989年 ワシントン・コンセンサス(市場化と民主化)
1999年 ベネズエラ・チャベス政権発足(左派政権の台頭)
2010年 「LAの台頭」(The Economist 9.10-17)(資源ブーム=中国ブーム、11CELAC)
という節目を提示し、それぞれに解説をいただいた後、最後は現在の中南米情勢を概観するというものでした。詳しい内容につきましては11月に発行予定のイスパニア会会報第55号にご寄稿頂くこととなっています。
その後、フロアを移して懇親会となりました。参加者全員で1時間半ほど談笑。お互いの近況等を報告したりで、お開きとなりました。お疲れ様でした。
次回は12月8日(日)に第54回例会を行います。会員皆様、是非、ご参加ください。
文責:山川 功(1984年卒)
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